なぜ“オールインワン”なのか

トップアスリートも健康も美容も、体内の栄養状態を整えるための必要な成分は一緒です。
大切なことは、“必要な成分”をまんべんなく充足させることです。

この”必要な成分”とは、厚生労働省の『食事摂取基準』で設定されています。
いわゆる、たんぱく質、脂質(ω6脂肪酸、ω3脂肪酸)、炭水化物(糖質)、食物繊維、ビタミン13種、ミネラル13種です。
これらすべてを“最適に充足”させることで、世界大会レベルのコンディショニングに繋がります。

ただ、この“最適に充足”には、個人差があります。
それは、最適な量とは?という点です。
『食事摂取基準』では、“栄養欠乏の病気にならないための量”が設定されていますが、トップアスリートはもちろん、健康にも美容にも必ずしも充分な量とは限りません。
この最適な量については様々な論文もありますが、体質、環境など個人差が大きいことから、はっきりと定められてはいません。
トップアスリートのコンディショニングでは、個々の血液検査なども評価しながら探っていきますが、この最適量や評価などについては長くなりますのでここまでにしましょう。

さて、ここでのポイントは、食事とサプリメントのメリハリ摂取です。
基本は食事、その中でどうしても不足がちな成分、しっかり量を摂りたい成分に、サプリメントをうまく利用する、です。
ここで強調しておきたいことは、食事が基本であって、サプリメントは食事の代わりにはならないということです。例えば、適正なカロリー、食物繊維、発酵食、様々なフィトケミカルなどの栄養面はもちろん、本来の命を頂く食、生きるための食、食を楽しむなど、食=生きるという大きな意味があります。
昨今では、サプリメントの様々な情報が飛び交っていますので、つい注目しがちですが、あくまでサプリメントはあくまで補助、期待される効果も、食の充実あってこそ、とうことは、これまでのサポート実績でも実感しています。
ベストパフォーマンスも健康増進も美容も、食事の充実なしには得られません。そしてサプリメントは食事の充実あってこそ生かされます。

それでは、先ほどの食とサプリメントのメリハリとは?

食事で大切なことは、動物性と植物性食材のバランスです。とくに3大栄養素の質のいい炭水化物(糖質、食物繊維)、脂質、タンパク質。質のいい糖質=ご飯です。適正なカロリー=エネルギー源確保に欠かせません。とくに極端な糖質オフはカラダに大きな負担となり、不調や病気リスクに繋がりますのでお勧めしません。質のいい脂質は、青魚です。ω3脂肪酸を積極的に摂りましょう。対となるω6脂肪酸は、油物、マヨネーズやドレッシング、あらゆる加工食品に含まれていますので摂り過ぎに注意です。タンパク質もバランスです。動物性の乳、肉などは偏り過ぎすると肥満、成人病リスクに繋がります。豆などの植物性はフィトケミカルなど回復に働く成分が豊富です。すべては活動と回復のバランス、栄養も一緒です。

サプリメントとしてお勧めの成分は、食事だけでは不足がち、日々のトレーニング、ストレスなどで消耗しがちな成分です。一方で、注意する点は、体内の栄養バランスを乱さないことです。特定の成分を高容量で摂ることができるサプリメントは、過剰リスク、他の成分の排泄を促してしまうなどのリスクもありますから要注意です。

なぜ”オールインワン”なのか?
ここまで長々とご紹介しましたが、人のカラダはある一つの成分を強化すれば、パフォーマンス、健康、美容が期待できるほど単純ではありません。逆に体内のバランスを崩すリスクもあります。ポイントは、”食事とサプリメントのメリハリ”。その中でサプリメントとして補いたい成分をバランスでまんべんなく摂ることが大切です。これを実現するのが、プロバランスドプロテインの全32成分です。

『なぜこの32成分なのか』、はまた次回に。